出産中と産後の対応

出産中・産後の対応

特に初めての出産ではそうですが、出産という大きな場面に出くわした母犬は不安になります。そうした不安を少しでもやわらげてあげるためにも、母犬のそばにつきそっていて、「がんばれ」と励ましてあげましょう。

ただ側にいてオロオロしているというのでは困ります。普段甘やかしていればいるほど、人に頼りますから、普段のしつけや、飼い主こそじっくり落ち着いて構え、お腹をさすったり、頭をなでてあげましょう。これは助産といいます。

分娩が無事終わっても、母犬は子犬が気になって排便はもとより、排尿さえなかなかしようとしませんが、時間を見はからって、上手くに誘い出し、産室の汚れた床を取り換えたりしましょう。その時、不具の子犬や特別に手当てを必要とする弱々しい子犬がいないか調べましょう。

また、母犬と子犬の様子をよく観察し、乳が飲めない子犬がいたら母犬の乳首につけて吸わせてやるとか、母犬が意識的に遠ざけるような子犬がいたら、母親から離しましょう。こうした子犬については医者によく相談しましょう。

出産から2~3日の間に子犬が飲む母乳を「初乳」と言います。この初乳には人間の場合と同様、母犬から譲り受けた免疫力を発揮する抗体というものが含まれていますから、全部の子犬が健康であれば、自然にこれをもらうことができるようになっています。

最初は母乳の量も少ないのですが、子犬の哺乳が刺激になり、泌乳量が増えてきます。4~5日経つと子犬の飲む量も増え、同時に母犬の乳房も張ってきて、乳の色も濃くなります。

こうして母犬が子犬に授乳させるようになると、当然母犬の栄養を考えなければなりません。普段の2倍以上の栄養を必要としますので、日頃食べ慣れている食事の他に、犬用の粉ミルクを溶かしたものや水なども産室に運んでやりましょう。とにかく、母犬が安心して食べれるようにすることが大切です。

犬の出産カテゴリー内記事


このページの先頭へ